読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

民主化ドミノ倒しの中での朝鮮半島情勢

北朝鮮 韓国 中国 感覚的な話

 オリンピックが東京に決まって、そのニュース一色な訳ですが、あれはなんで東京でやる意義があるかって問われて、どう答えるのか見物です。まあロンドンがオリンピックをやってなかったら、あの街は完全に忘れ去られた欧州の島国の首都になっていた訳で、東京もそれと同じかなと。

 大概、オリンピックなんて、ギリシャとか、ブラジルとか、オーストラリアとか、中国みたいな田舎か、定期的に生存確認が必要なそれなりの先進国の持ち回りでやるもんじゃないんでしょうか。最近はオリンピック発祥の地とか、曰くがありましたが。これまでの所、僕の記憶では。まあアトランタとか、大都市かって話なんですが。

 

花の革命とアラブの春

 所で、最近シリア情勢が喧しいですが、あれはシリアの後ろに中国とロシアがいるから何があれでアメリカが艦艇出したのでしょうか。シリア反体制派を代理人にして体制派を倒して、中東からの中国とロシアの影響力を排除したい思惑がアメリカにあるように見受けられます。ビリアのカダフィ政権はその結果の一部です。

 ここで、シリアはgdgdになったから仕方なく攻撃に走ったのでしょうが、今頃アメリカの中の人達は代理人との関係を示す証拠を消す作業に入ったんでしょうか。

 因にこれまでの所、アラブの春というのは、親米的というか、米軍を駐留させているサウジアラビアと、イラン以外の国で起こってる感じでしょうか。次はイランかと思いつつ、どうなんだろう。因にフセインが親米的な政策を取ってたのにぶっ転がされたのは謎です。あと、更に内陸側に、何とかニスタンみたいな国がありますが、そこまでアメリカが手を伸ばす価値があるか、又は、ソ連のハートランドへの侵入をロシアが許容するのはいつのことになるのかという点で興味深いですが、まあきっとその頃には世界中がアメリカのN番目の州とかになってる頃です。

 与太話はどーでもよくて、同じようなことが東欧でもありました。

 ヨーロッパの西側と言われる国々と、ソ連の間に緩衝国家のような形で、東欧諸国がありましたが、これらはソ連の第二次世界大戦のときの戦利品で、前線をベラルーシウクライナから東西ドイツの国境まで拡張できたということで、スターリンさん大勝利です。対して、イギリス、フランスの連合国はボロ負けです。なんであんな戦争したのか意味が分かりません。やすやすとポーランド、チェコ、スロバキアをソ連に渡すとか、マジでバカです。あれらの国の国内、というか、政権内にソ連の代理人がいたとしか思えません。

 で、ヨーロッパ半島を盤石の体制で支配するためには、大陸の付け根の東欧諸国を支配しての通路確保が必要な訳で、バルト三国、ポーランド、チェコスロバキア、ルーマニアの、ロシア外縁をロシアから引き剥がしたのが冷戦の終結であり、ベラルーシウクライナを、花の革命だか、色の革命だかで内縁深くまで切り込んだという認識です。

 あれで一時期ウクライナがアメリカに転びかけましたが、ロシアに嫌がらせされたり、首相が毒殺されかけたり、何があれな感じで、今も壮絶な暗闘が繰り広げられていることと思います。しかし、アメリカのエージェントが公然と外国メディアに出て親EU政権の応援をしていたオレンジ革命は衝撃的ですらありました。あいつらよく生きて帰ったな。今も生きてるかしらないけど。

マレー半島とベトナム戦争のトラウマ

 このように中東、欧州では割と盤石な体制で、ロシアをボコるアップをしているアメリカですが、アジアではどうかというと、そもそもインドと中国は仲悪いから放置でおkで、でマレー半島は、ということになると、どうしてもベトナムの思い出がよぎるのでしょう。第二次世界大戦後初めてのアメリカの失態がベトナムとも言えます。

 嬉しい誤算としては、中国とベトナムが歴史的に仲の悪いことで、呉とか越とか、しょっちゅう中国の外縁から中国へちょっかいを掛けてた連中だったっていうことでしょうか。まあアメリカの中の人も歴史は知っていてもこういう歴史感覚はなかったということなのだろうなあと思っています。

 あそこでマレー半島に至るベトナムをソ連に取られたのは痛かったはず。多分。でもベトナム勝手にソ連から離れたし。あと、クメールルージュはよく知らない。どうやってボコられたのか。まだ調べてない。

民主化ドミノ倒しの中での東アジア情勢

 じゃあ東アジアはどうなのというと、ヨーロッパ半島をものすごーくみみっちくスケールダウンしたのが朝鮮半島といえるのではないでしょうか。で、韓国と日本の生存は中国との北朝鮮の分捕り合いの結果如何によるというのが、これまで花の革命を見てきた我々の知見です。が、じゃあいつやるのって話なんだけど、そもそもやるかどうか分らないです。

 ただし、アフガン戦争、アラブの春、花の革命で、ロシアをアフリカ、インド洋、欧州方面への出口を塞いで、外縁部をはぎ取ってきたというアメリカのやり方を我々は目の当たりにした訳ですが、じゃあ東アジアは何も起こらないかというと、何も起こらないと考えるのが不思議です。折しも中国が日本に対してかなり挑戦的な態度をとってきている所です。ここで、中国に取っての一番の脅威は実は喉元の北朝鮮の民主化に他なりません。民主化というよりも、親米政権化。

 ということで、いずれ北朝鮮の民主化が起こってしまうのではないでしょうか。それを何とか革命とか、何とかの春とかいうのかは分らないし、いつになるのかは分りませんが。または直接北朝鮮が中国に攻撃を仕掛けるとか。これはあるかないか知らないけど。もっともここまで色んなもんをはぎ取られるとロシアなり中国なりも焦るでしょうから、中の人達はテーブルの下側で壮絶な脚の踏み合いをしている頃と思案しています。いつ頃表に出てくるか、それとも表にでないうちに何となく変わってしまっているか。