家族

ほのかに残っていたCoccoの記憶と新しい感情

Coccoの焼け野が原がリリースされたのはもう十数年は経ってると思う。 その頃は大学生をしていて、この曲がそれまでの曲とかとも合わせて話題になっていたと思う。確か浜崎あゆみがCoccoが好きとかで、少し聞いた記憶があったり、友達が車の中で聴いてたりし…

一族の繋がりと現代の超克

人生のある時期メンタルの病にかかっていて、何を思ったかキリスト教のプロテスタントの教会に通っていた。結局はキリスト教の洗礼は受けなかった。キリスト教の教会なのに社会運動とか、平和活動に熱心な人が多くて辟易したこととか、神の救いがあるとかい…

脳が壊れたを読んだ

父方の祖父は脳溢血で亡くなって、母方の祖父は多分くも膜下出血で若いときに亡くなって、伯父も脳出血で亡くなって、上の伯父も脳梗塞で若いときに倒れた。だから自分も人生の多分どこかでそんなような脳に障害が出るような症状が出るのだと思ってる。 鈴木…

子供に伝えること

いつだかのプロフェッショナルに野村萬斎が出てた。 野村萬斎は狂言の人なので、生まれたときから既に狂言をやることが決まっていた人で、その子供もまた生まれたときから狂言をやることが決まっている。狂言をやらないといけないとか、強制してやらせるとか…

子供と日本語

子供はまだ言葉を覚えていない。最近言葉らしいものを発するようになったので、もしかしたらもう単語は少しは分ってるのかもしれない。 最近、仕事では日本語と英語を半分半分で使っている。 将来子供が大きくなったときに果たして日本のどれだけの人が日本…

戦争の記憶の消失と本当の意味での戦後の終焉

ひめゆり部隊に所属していた人が老齢になり、体力的に辛いので、今後戦争についての講演を継続できないという記事がありました。 沖縄戦で負傷した兵士の看護などに動員され多くの犠牲者を出した「ひめゆり学徒隊」の元学徒たちが、各地へ出向いて戦争体験を…

シジミの味噌汁と俺

うちの父は江戸っ子として僕を教育したかったらしく、蕎麦の食い方、寿司の食い方には兎角五月蝿かった。まだ生きてるけど。 蕎麦は数本掬って、汁に少しだけつけてさっと食うとか、寿司も箸で食うなぞ野暮の極みであると、箸で寿司を食えるようになった僕に…

優しい子

父が倅を抱いていて、この子は優しい子になるよといった。 それを聞いて素直に喜べず、優しいは優しいなりに色んな人にいいように使われて、裏切られて、苦労する。その上寂しがりのようでもある。 そういうの、いいから、苦労するくらいなら優しくなくても…

母の言葉

祖父が祖母と母と叔母を残して過労で亡くなったのは、祖父が38歳のときだった。 母が38歳になった夏に、祖父の墓参りをし、私はお父さんよりも長生きになってしまったと言った。 そのとき私は10歳になるかならないかの頃で、弟4歳、妹は3歳だった。普段は気…